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リスク警戒の株安・円高が継続か

リスク警戒の株安・円高が継続か

リスク警戒の株安・円高が継続か
相場レポート

2025.11.18

NEW

2025.11.18

本日のポイント

  1. 英・要人発言(日本時間22時00分~)

  2. 米・ADP雇用統計【週次】(日本時間22時15分)

  3. 米・鉱工業生産(日本時間23時15分)

東京時間では、日経株価(JP225)の大幅安や本邦長期金利の上昇などを背景に、リスク回避の円買いが強まった。米ドル/円(USDJPY)は155.37円台まで上昇して始まり、東京時間序盤に今年2月4日以来の高値を更新したが、日経株価(JP225)が大幅安で寄り付くと伸び悩み。15時30分に予定されている高市首相と植田日銀総裁の会談を前にした様子見ムードも広がり、積極的に上値を試す動きには至らなかった。午後には株安の加速と本邦長期債の上昇に連れて、米ドル/円(USDJPY)は一時154.80円台まで下げ幅を拡大。リスク警戒感が強まったことから、円買いと同時に市場のリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨の売りが加速した。先週から3日続落の金(GOLD)は、昨日までの流れを引き継ぎ下落。前日安値付近の4,004ドルで一旦は下げ止まったものの、買戻しの動きも鈍く、安値圏での停滞が続いた。ビットコイン(BTCUSD)も売りの勢いが止まらない。東京時間では9万円を割り込み、今年4月以来となる8万9,200ドルまで安値を更新した。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比-3.22%と大幅続落。前日の米株安を背景とした売りや、明日に控える米エヌビディア(NVIDIA)の決算発表を前にした買い控えの動きを背景に、寄り付きから大幅安でスタート。前日比1,600円超まで下げ幅を広げ、5万円を下回る水準で取引を終えた。本日は、高市首相と植田日銀総裁の会談を受けて、再び円安基調へと切り返す動きになるか注目される。また、NY時間以降は延期されていた複数の米経済指標の発表や、ADP雇用統計の週次データに注目したい。

1. 英・要人発言(日本時間22時00分~)

本日はイングランド銀行(BOE)英中銀金融政策委員会(MPC)関係者の発言が予定されている。日本時間22時00分にチーフエコノミストのピル委員、日本時間26時00分にディングラ委員が発言予定。12月18日に予定されている年内最後の会合に向けて、BOE関係者の最新の金融政策見通しを確認しておきたい。昨日はMPCメンバーの中で最もタカ派色が強いマン委員が、インフレリスクについて警戒感を示した。物価が目標を上回る高水準で定着しないよう引き締め的な政策を維持する必要があると述べており、景気後退や労働市場の軟化を懸念する他のMPCメンバーとは焦点が異なっている。同じくタカ派メンバーであるピル委員からも、物価上昇リスクへの警戒感が述べられるのか注目したい。一方で、本日発言予定のディングラ委員は、MPCメンバーの中で最もハト派的とされている。据え置きが決定した9月会合と11月会合でも利下げを支持して反対票を投じており、先月の講演では過度に高い金利は中長期的なインフレ下押し圧力に繋がると発言。MPCのタカ派メンバーとハト派メンバーで意見が割れている状況のため、各メンバーの詳細な見通しを確認しておきたい。

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2. 米・ADP雇用統計【週次】(日本時間22時15分)

日本時間22時15分に、ADP雇用統計の週次データが公表される。ADP雇用統計は、民間調査会社のAutomatic Data Processing(ADP)社が、自社の保有する全米約50万社の給与データから民間の非農業部門雇用者数を調査した指標。月次ベースで公表されるデータに加え、先月から1週間ごとの週次のデータが公表されている。週次データは速報性が高く、労働市場の動向を高頻度で確認できることから、市場の注目度は高い。先週発表された統計によると、10月25日までの4週間で週平均1万1,250人の雇用削減が行われたことが明らかになった。特に月の前半に比べて後半での減速が目立ち、米労働市場の軟化を示唆。発表直後にリスク警戒感から米ドル売りが強まる場面が見られた。今週20日(木)には延期されていた9月の米雇用統計の発表が予定されているが、十分なデータを得られない可能性が指摘されているため、引き続き民間部門の雇用データに注目が集まることが予想される。前回同様に労働市場の悪化が示された場合、市場は米ドル売りで反応する可能性があることに警戒しておきたい。

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3. 米・鉱工業生産(日本時間23時15分)

日本時間23時15分に、米国の9月鉱工業生産が発表される。鉱工業生産は、米国の鉱工業部門の生産動向を調査した指標。米連邦準備制度理事会(FRB)が直接公表するデータとなるため、市場からの注目度が高い。今回は、米政府機関閉鎖の影響で延期されていた9月分のデータの公表となる。市場予想は、前月比0.0%。前月の0.1%から小幅に減速する見込み。前回7月は市場予想を上回る水準まで小幅改善。全体の約4分の3を占める製造業の生産活動が上昇したことが上昇に寄与するも、数か月以上続く落ち込みからは脱却できずにいる。今回も前月を下回る低水準が見込まれているため、予想外に悪化した場合は米ドル売り材料と判断される可能性があることに注意したい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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