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リスクオフの米ドル高・円高を注視

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相場レポート

2025.11.17

NEW

2025.11.17

本日のポイント

  1. 欧・要人発言(日本時間17時15分~)

  2. 加・消費者物価指数(日本時間22時30分)

  3. 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(日本時間22時30分)

週明けの東京時間は、米ドルの買戻し優勢でスタートした。目立った材料は見当たらないものの、先週末に米ドルや米株が大幅下落したことによるリスクオフの傾向が継続。日中関係悪化を懸念した株安なども警戒感を強める材料となり、為替市場では米ドル高・円高の動きが見られた。朝方の米ドル/円(USDJPY)は154.50円前後で小幅に推移していたが、東京勢が参入する9時を過ぎると一時円買いが強まり下落。下げ一服後は米ドル買いに押され反発し、154.80円台まで上値を伸ばした。米ドル高の地合いとなったため、主要国通貨は対米ドルで全般売り優勢。クロス円は、米ドル買いと円買いに相殺されて方向感のない動きが続いた。売り圧力が強まるビットコイン(BTCUSD)は、今朝方に今年4月以来となる9万2,000ドル台まで下げ幅を拡大。史上最高値をつけた10月初旬以降は急速に売りが強まり、約1ヶ月余りで年初からの上昇分を全て打ち消す水準まで値を下げた。前週末の海外時間に150ドルの急落を見せた金(GOLD)は、週明けも下落基調を継続。一時4,050ドルまで安値を切り下げ、下げ止まってからも積極的な買戻しは見られなかった。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比-0.10%と続落。国会での高市首相の台湾有事に関する発言を受けて、日中関係悪化を懸念した売りが加速。インバウンド関連や中国の売り上げ比率が高い銘柄の売りが目立ち、寄り付き後に一時500円超まで売り込まれた。本日はNY時間以降に注目度が高い経済指標の発表が複数予定されているため、市場を動意づける材料となるか注目される。全体的にリスクオフの傾向が目立つため、日米のリスク動向は注視しておきたい。

1. 欧・要人発言(日本時間17時15分~)

本日は欧州中央銀行(ECB)関係者の発言から次回ECB理事会での利下げ見通しを確認したい。日本時間17時15分にデギンドスECB副総裁、日本時間18時00分にスレイペン・オランダ中銀総裁、日本時間23時45分にチーフエコノミストのレーン専務理事、日本時間25時00分にチポローネECB理事が発言予定。デギンドスECB副総裁は、10月会合以降は「現在の金利水準が適切」との発言を繰り返している。本日も同様の見解が述べられるのか注目したい。また、レーン専務理事とチポローネECB理事はともに金融政策に関する講演を行う予定となっており、次回会合に向けて具体的な金融政策見通しが示されるのか注目される。レーン専務理事は先月21日の講演で「金融緩和は順調だが、状況次第では追加措置が必要になる可能性がある」と述べ、データ次第では追加利下げの可能性が考えられるとの見解を示した。次回会合が約1ヵ月後に迫る本日の講演で、より具体的な見通しが述べられるか注目したい。

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2. 加・消費者物価指数(日本時間22時30分)

日本時間22時30分に、カナダの10月消費者物価指数(CPI)が発表される。CPIは、カナダ国内で消費者が購入する商品やサービスの価格変動を測定した指標。カナダ国内のインフレ率の動向を把握する上で最も注目度が高く、カナダ中央銀行(BOC)が金融政策を決定するうえで注視する重要指標の1つである。市場予想は、前月比0.2%、前年比2.2%。前月比は小幅に上昇し、前年比は前回値の2.4%から減速する見込み。前回9月のCPIは、市場予想を大幅に上回る伸び率を示した。主にエネルギー価格と食品価格の伸びが要因とみられており、6ヶ月ぶりに2%を上回る水準まで上昇。今回も、BOCがインフレ率の目標水準とする2%付近にとどまることが予想される。カナダは成長率や景気鈍化への懸念から利下げを再開しており、今回のCPIが予想外に下振れた場合は市場の利下げ期待を後押しする可能性が考えられる。予想よりも強い結果はカナダドル買い、予想よりも弱い結果はカナダドル売りの材料と判断される可能性があることに注意したい。

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3. 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(日本時間22時30分)

日本時間22時30分に、11月のニューヨーク連銀製造業景気指数が発表される。ニューヨーク連銀製造業景気指数は、ニューヨーク連銀の管轄区内の製造業約200社を対象に景況感を調査し、結果を指数で示した指標。新規受注・販売価格・出荷など複数の項目で構成されており、指数がゼロを上回ると景気拡大、指数がゼロを下回ると景気縮小と判断される。市場予想は6.7。プラス水準を維持するも、前月の10.7から減速することが見込まれている。前回10月は、市場予想を大幅に上回る改善が見られた。新規受注と出荷が大きく改善したことが全体の押し上げ要因となり、想定以上に指数が上昇。今回も堅調な結果が予想されているが、製造業の重しとなるインフレ率上昇の懸念が強まっているため、予想外に悪化した場合は米ドル売りが強まる可能性があることに注意したい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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