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週明けは調整局面の円買い優勢

週明けは調整局面の円買い優勢

週明けは調整局面の円買い優勢
相場レポート

2025.11.04

NEW

2025.11.04

本日のポイント

  1. 欧・要人発言(日本時間16時40分~)

  2. 米・要人発言(日本時間20時35分)

  3. 米・NYオプションカット(日本時間24時00分)

東京時間では、片山財務相の円安牽制発言をきっかけに、円買いが加速した。米ドル/円(USDJPY)は、連休明けの東京勢が参入した9時頃から買いの勢いが強まり、仲値にかけて今年2月以来となる154.47円台まで上昇。しかし、仲値通過後は失速し、下落基調へと転じる動きとなった。その後に片山財務相が、為替市場で一方的な動きが見られると発言したことが円買いを後押し。「高い緊張感をもって見極めている」と述べ、発言が伝わった直後に円買いが強まる場面が見られた。また、オーストラリア準備銀行(RBA)の政策金利発表を受けて、オセアニア通貨売りが加速。RBAは、市場予想通り政策金利を3.60%に据え置くことを決定し、発表直後に豪ドルは小幅に下落。声明文やブロック総裁の記者会見で今後の利下げ期待も後退したことから下げ幅は限定的となったものの、会見通過後には一転して豪ドルとNZドルの売りが強まり、対円で大幅下落となった。金(GOLD)はNY時間の下落基調を引き継ぎ、下げ幅を拡大。前日安値付近の3,966ドルで一旦は下げ止まったものの、買戻しの勢いも弱く、上値の重さが目立つ動きとなった。株式市場では、日経株価(JP225)は前週末比-1.74%と4日ぶりに反落。序盤は買い先行でスタートし、一時5万2,600円台まで上昇。しかし、買い一服後は利益確定売りが優勢となり、4営業日ぶりの反落で取引を終えた。本日は米政府機関閉鎖の影響で多くの米経済指標の発表が延期されるため、各国の要人発言が材料視される可能性が考えられる。年内の利下げ観測を見据え、株価や金利の動向とあわせて為替の動きを見極めたい。

1. 欧・要人発言(日本時間16時40分~)

本日は欧州中央銀行(ECB)関係者の発言が数多く予定されている。日本時間16時40分にラガルドECB総裁、日本時間18時00分にエスクリバ・スペイン中銀総裁、日本時間19時00分にラガルドECB総裁とレーン・フィンランド中銀総裁、日本時間26時00分にナーゲル独連銀総裁が発言予定。10月会合を通過し、次回12月会合や来年以降の利下げ見通しについてどのような見解が示されるのか注目したい。先月30日に開かれたECB理事会では、市場予想通り政策金利の据え置きを決定。ラガルド総裁の記者会見では、インフレ率が目標水準付近で推移していることや、ユーロ圏の経済見通しが安定的であることなどを理由に、会合ごとに金融政策を慎重に判断するとの考えが述べられた。市場では当面の据え置きが予想されているが、ECB関係者の間では12月会合での利下げを巡って意見が分かれているとの指摘も伝わっている。年内最後の理事会に向けて、各メンバーが利下げ見通しについてどのような意見を示すのか注目したい。

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2. 米・要人発言(日本時間20時35分)

日本時間20時35分に、米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長の発言が予定されている。12月9-10日に予定されている次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、最新の利下げ見通しについて確認しておきたい。10月会合では、市場予想通り0.25%の追加利下げが実施されたものの、今後の利下げ継続については不透明感が強まっている。パウエル議長は会合後の記者会見で、12月会合での利下げ既定路線を否定。想定よりもタカ派的な姿勢だったことを受けて、年内の利下げ期待が後退する動きとなった。また、10月会合後にはデイリー・サンフランシスコ連銀総裁やグールズビー・シカゴ連銀総裁から利下げに慎重な発言が出たことも、市場の利下げ期待後退を後押し。本日発言予定のボウマン副議長は、かねてから雇用の悪化への懸念から利下げを支持していたが、本日も変わらず利下げ継続を支持する構えを見せるのか注目したい。

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3. 米・NYオプションカット(日本時間24時00分)

日本時間24時00分頃は、NYオプションカットに絡んだ値動きに注目したい。NYオプションカットとは、ニューヨーク時間で通貨オプションの権利行使期限を迎える時間帯のことを指し、カットオフタイムとも呼ばれる。NYオプションカットの時間帯には、その日に満期を迎えるオプションの水準に価格を近づけようとする動きが強まり、短期的に大きな値動きが発生する可能性が高い。154円を挟んだ横ばいで推移する米ドル/円(USDJPY)は、下値は153.00円、上値は154.50円・155.00円に6日のオプションが控えており、両方向に対して値動きの余地が見られる。下落基調が続くユーロ/米ドル(EURUSD)は、1.1525ドルに4日・6日のオプションが観測されているため、目先の上値抑制として意識される可能性があることに注意したい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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