
2025.11.03
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2025.11.03
スイス・消費者物価指数(日本時間16時30分)
欧米・製造業PMI【確報値】(日本時間17時50分~)
米・ISM製造業景況指数(日本時間24時00分)
本日の東京時間は、日本が文化の日の祝日により休場。FX銘柄には目立った動きが見られなかった。米ドル/円(USDJPY)は先週末のNY市場での値動きを引継ぎ、154.00絡みでの小幅なレンジに終始。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)がドルトレードで小幅にリバウンド。若干ドル安傾向が見られたものの、動意づくまでには至らず。週明けに小安くスタートした金(GOLD)は、東京時間に買いが入って4,000ドルを回復。対照的に、ビットコイン(BTCUSD)は週明け早朝の取引で値を上げたものの、取引が進むにつれて売りに押され、10万8,000ドル割れまで下値を拡大。ここから10万ドル割れを試しに行く動きとなるのか、欧州・NY時間での値動きに注意したい。本日は日本時間24時00分に発表される米・ISM製造業景況指数に注目。米政府機関の閉鎖により、多くの米経済指標の発表延期が続く中での発表となるだけに、通常以上にマーケットの注目度が高まっている。市場予想(49.4)とのズレが発生した場合、ボラティリティの拡大につながる可能性を想定しておきたい。尚、米国は今週から冬時間に移行。NY株式市場での取引は日本時間23時30分からスタートする。英国と欧州は先週から既に冬時間に移行しているため、ロンドンフィックスで値決めが行われる25時前後の値動きにも警戒したい。
日本時間16時30分に10月のスイス・消費者物価指数(CPI)が発表される。前回9月のCPIは、前年同月比0.2%で市場予想の0.3%を下回ったものの、4か月連続で前年比プラス。前月比は-0.2%で予想と一致。スイス中銀のインフレ目標は0~2%。スイスの政策金利は今年6月19日の会合で25bp(0.25%)の利下げが実施され、ゼロ金利に突入。9月25日の会合でも据え置かれ、マーケットでは当分の間、ゼロ金利が続くと見られている。スイスフランは対ドル・対円ともに高値圏を維持。今後もスイスフラン買いの流れが続くのか。米ドル/スイスフラン(USDCHF)、スイスフラン/円(CHFJPY)の動きを見守りたい。
本日は欧米各国の10月製造業PMIの確報値が発表される。欧州時間では、日本時間17時50分にフランス、日本時間17時55分にドイツ、日本時間18時00分にユーロ圏、日本時間18時30分に英国の製造業PMI(確報値)が発表予定。NY時間以降は、日本時間23時45分に米国の製造業PMI(確報値)発表される。製造業PMIは、各国の製造業の購買担当者を対象に景況感についてのアンケート調査を実施し、指数化した指標。景況感の分かれ目となる50を上回れば好況、50を下回れば不況と判断される。今回の市場予想は、10月24日に発表された速報値では、ユーロ圏が好不況の分岐点となる50、米国は52.2と堅調な結果となった他は、フランス・ドイツ・英国ともに50を割り込む結果となった。関税の影響で、多くの国では製造業の厳しい状況が続いている。速報値とのズレが生じた場合、ユーロ・英ポンド・米ドルが反応する可能性を想定しつつ、指標発表を見守りたい。
日本時間23時00分に、米国の10月ISM製造業景況指数が発表される。全米供給管理協会(ISM)が毎月第1営業日に発表するISM製造業景況指数は、米国の製造業購買担当者を対象に景況感のアンケート調査を実施した指標。新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5項目について調査され、結果を指数化して示す。市場予想は49.4。前月の49.1から小幅に改善する見込みだが、8ヶ月連続で景況感の分岐となる50を下回ることが予想される。前回9月は前月比で0.4ポイント上昇。2月以来の高水準となったものの、分岐点となる50は下回り、依然として米国の製造業が低迷状態にあることが示された。関税による不透明感が企業活動を停滞させる状況が続いているため、引き続き低水準での推移が予想される。市場予想よりも強い結果は米ドル買い、弱い結果は米ドル売りの材料と判断される可能性があることに注目したい。
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