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高市トレードによる円安・株高の動向を注視

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相場レポート

2025.10.06

NEW

2025.10.06

本日のポイント

  1. 欧・要人発言(日本時間16時15分~)

  2. 英・ロンドンフィックス(日本時間24時00分)

  3. 英・ベイリーBOE総裁の発言(日本時間27時30分)

東京時間では、4日に行われた自民党総裁選で高市早苗氏が選出されたことを受けて、円安・株高のいわゆる「高市トレード」の動きが強まった。高市新総裁は、「アベノミクス」をモデルにした財政拡大や金融緩和を推進しており、日銀の利上げに対して慎重姿勢を示す可能性が高い。政策が積極財政に傾いた場合、日銀の利上げが遅れるとの見方から円売りが大幅に加速。一方で、景気刺激策に対する期待感から、株価が急騰する動きとなった。週明けの米ドル/円(USDJPY)は、先週末終値の147.40円台から149.40円台まで2円の急騰でスタート。本邦勢参入後も上昇の勢いが弱まらず、8月1日ぶりに150円を突破した。円全面高の動きから、クロス円も揃って急伸。主要国通貨は、先週末比でいずれも対円で2円前後の上昇幅となり、対米ドルでは方向感なく上下する動きが見られた。金(GOLD)も大幅上昇でスタート。米政府機関閉鎖による安全資産需要が根強く、3,944ドルまで上値を伸ばして本日も史上最高値を更新した。株式市場では、日経株価(JP225)は前週末比+4.75%、2,175円高で大幅続伸。自民党総裁選の結果を受けて、高市新総裁による財政拡大への期待感から急騰してスタート。取引時間中の史上最高値となる4万8,000円台まで2,000円超の大幅上昇となり、為替の急速な円安進行も背景に、引けまで勢いを落とさず買いが続いた。本日の海外時間では、日本の自民党総裁選の結果を受けて、海外勢がさらに円安圧力を強めることになるのか注目される。日銀の10月会合での利上げ期待が後退しているため、米ドル/円(USDJPY)やクロス円がどこまで高値を切り上げる動きになるか慎重に見極めたい。

1. 欧・要人発言(日本時間16時15分~)

本日は欧州中央銀行(ECB)関係者の発言が複数予定されている。日本時間16時15分にデギンドスECB副総裁、日本時間17時00分にチーフエコノミストのレーン専務理事、日本時間21時15分にエスクリバ・スペイン中銀総裁、日本時間26時00分にラガルドECB総裁が発言予定。利下げサイクル終了の可能性が高まっている中、本日の要人発言からも当面の据え置きを示唆する発言が聞かれるか注目したい。デギンドス副総裁は、先月末に出演したラジオ番組で「現在の金利水準は適切」と述べ、政策金利の据え置きを示唆。レーン専務理事やラガルド総裁は「インフレは上下どちらに対しても大きなリスクはない」という趣旨の発言をしており、ECB関係者は揃って利下げ停止を示唆する考えを述べている。今月30日の理事会までは同様の見解を繰り返すとみられるが、今月1日に発表された9月の消費者物価指数(HICP)がECBの目標水準を上回る2.2%まで上昇したことから、インフレ上振れリスクについて何らかの見解が述べられるかについても注目したい。

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2. 英・ロンドンフィックス(日本時間24時00分)

日本時間24時00分前後は、ロンドンフィックス(ロンドンフィキシング)に関連した値動きに注意したい。ロンドンフィックスとは、ロンドン市場における金融機関の対顧客向け外貨取引の基準レートを決定する時間帯のことを指す。東京市場の仲値(日本時間9時55分)に相当し、この時間帯には欧州通貨や米ドルなど特定の銘柄の値動きが活発になりやすい特徴がある。また、ロンドンフィックスでは金(GOLD)の現物取引レートが決定するため、金(GOLD)の価格が変動しやすく、短期トレードで利益を狙いやすいタイミングでもある。本日の東京時間では、金(GOLD)は最高値を更新。先週は3,896ドルで一旦頭打ちとなっていたが、週明けは再び買いを強め、3,944ドルまで上値を伸ばした。この後の海外市場で、さらに買いが加速するか、一旦調整の動きを挟むか注目される。投資家の様々な思惑から、ロンドンフィックス前に値動きが急変する可能性もある点に注意したい。

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3. 英・ベイリーBOE総裁の発言(日本時間27時30分)

日本時間27時30分に、イングランド銀行(BOE)のベイリー総裁の発言が予定されている。11月6日に予定される次回会合に向けて、今後の利下げ見通しについて言及されるか注目したい。BOEは、昨年8月から2会合に1回のペースで緩やかな利下げを継続しているが、市場は利下げサイクルの一時停止の可能性が高いとみている。直近で利下げが行われた8月会合では、投票メンバー9名中4名が据え置きを支持するなど、僅差での利下げ決定となった。英国の消費者物価指数(CPI)も7月・8月と3.8%まで伸び率が加速しているため、年内の利下げ見送りの可能性が高まっている。ただ、BOEのタカ派メンバーからは据え置きを支持する声も多いが、ベイリー総裁やラムズデン副総裁からはややハト派的な見解が述べられており、11月会合で利下げを支持する可能性が示唆されている。現状では据え置きの公算が高いが、本日のベイリー総裁の発言で利下げの可能性が示唆された場合、市場は英ポンド売りで反応する可能性があることに注意したい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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