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要人発言から欧米各国の利下げ見通しを確認

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相場レポート

2025.09.22

NEW

2025.09.22

本日のポイント

  1. 欧・要人発言(日本時間17時00分~)

  2. 英・要人発言(日本時間21時30分~)

  3. 米・要人発言(日本時間22時45分~)

週明けの東京時間では、新規材料もなく方向感が定まらない中、やや米ドル高・円安優勢の地合いとなった。米ドル/円(USDJPY)は、19日の日銀政策金利発表の通過後に148円を下回る水準で小動きを続けていたが、早朝のオセアニア時間からじりじりと買いが強まり上昇。株高や時間外の米10年債利回りの上昇を支えに、正午頃には今月8日以来となる148.38ドル台まで高値を更新し、上昇一服後は下げへと転じる動きとなった。米ドル/円(USDJPY)に連れて、クロス円も序盤は買い優勢で上昇。徐々にオセアニア通貨の売りが強まったため、豪ドル/円(AUDJPY)とNZドル/円(NZDJPY)は午後に入ると下げ幅を拡大した。なお、13時00分から自民党総裁選の立候補者5名による立会演説会が行われたが、為替や株の反応は目立たず、金融市場への影響は限定的となった。ロシア軍戦闘機がエストニア領空を侵犯したとの報道を受けて、リスク警戒感の高まりから金(GOLD)が買われる動き。先週末のNY時間から続く上昇の流れを継続し、東京時間では18日に付けた史上最高値の3,707ドルにあと一歩で迫る水準まで上値を伸ばした。株式市場では、日経株価(JP225)は前週末比+0.99%と反発。前週末の米株高を背景に買い先行で寄り付き、為替市場が円安方向に振れていることも支えとなり一時600円超の上昇幅で堅調推移。後場では上昇一服で伸び悩んだが、売りが強まることもなく底堅い動きを継続した。本日は欧米各国の要人発言が数多く予定されており、各国の金融政策スタンスへの言及が注目される。米国の利下げ継続や、ユーロ圏と英国の利下げサイクル終了の見通しが示された場合、主要国通貨で金利差を意識した値動きが生じる可能性があることに注意したい。

1. 欧・要人発言(日本時間17時00分~)

本日は、日本時間17時00分にエスクリバ・スペイン中銀総裁、日本時間22時45分に欧州中央銀行(ECB)チーフエコノミストのレーン専務理事、日本時間25時00分にナーゲル独連銀総裁の発言が予定されている。利下げサイクル終了の可能性が高まっているユーロ圏の今後の金融政策スタンスについて、具体的な見解が示されるのか注目したい。ECBは今月11日の理事会で、市場予想通り政策金利を2.15%に据え置くことを発表。ECBメンバーの多くが現状について「良い状態」「適切な金利水準」などと述べていることから、市場では利下げ打ち止めの見方が強まっている。エスクリバ総裁はECB理事会後となる今月16日に、「現在の2%金利水準は妥当である」との考えを述べる一方で、「金融政策は機動的にどの方向にも対応できる準備が必要だ」とも発言。現状維持が適切であるとの考えとともに、物価や経済が下振れた際には金利を引き下げる可能性があることも示唆した。また、レーン専務理事はかねてから中立的な立場を維持しており、物価の上振れや下振れのどちらか一方のみを重視しないスタンスを示してきた。本日は米国・カナダ・英国の金融当局者らとともに金融政策に関する討論会に出席する予定であるため、ユーロ圏の今後の金融政策について具体的な見通しが述べられるのか注目したい。

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2. 英・要人発言(日本時間21時30分~)

本日は、日本時間21時30分に英中銀金融政策委員会(MPC)のピル委員、日本時間27時00分にイングランド銀行(BOE)のベイリー総裁の発言が予定されている。今月18日の政策金利発表を受けて、BOE関係者が今後の利下げ見通しについてどのような見解を示すのか注目したい。BOEは、18日の会合で市場予想通り政策金利を4.00%で据え置くことを発表。投票結果は7対2で賛成多数となっており、本日発言予定のピルMPC委員とベイリーBOE総裁はともに賛成派で据え置きを支持した。同時に発表された声明文では追加利下げの可能性が除外されていないものの、市場は次回11月会合で利下げを見送る可能性が高いと見ており、12月会合で年内あと1回の利下げが実施されるのかが注目されている。投票メンバーの中でもタカ派スタンスをとるピルMPC委員は、利下げが決定した8月会合でも据え置きを主張して反対票を投じており、以前からインフレ上昇リスクに対する懸念を述べている。本日も利下げに慎重な姿勢を示した場合、年内利下げ期待が後退し英ポンド買いが強まる可能性があることに注意したい。

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3. 米・要人発言(日本時間22時45分~)

本日は、複数の米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言が予定されている。日本時間22時45分にウィリアムズNY連銀総裁、日本時間23時00分にムサレム・セントルイス連銀総裁、日本時間25時00分にミランFRB理事、バーキン・リッチモンド連銀総裁、ハマック・クリーブランド連銀総裁が発言予定。FRBの年内利下げ見通しについて、具体的に言及されるか注目したい。9月会合でただ1人だけ大幅利下げを支持して反対票を投じたミランFRB理事は、先週19日に出演した米CNBCテレビで改めて大幅利下げの必要性を主張。関税によるインフレの兆候は見られないと述べ、0.5%の大幅利下げを継続していくことが合理的であるとの考えを示した。また、9月会合で同時に発表された最新の経済見通し(SEP)では、FOMCメンバーの1名のみが年内あと6回の0.25%利下げを予測しており、これが自身の主張であることも認めている。ミランFRB理事は引き続き大幅利下げの必要性を主張するとみられるが、他のFRBメンバーからも利下げを示唆する発言が聞かれた場合、米ドル売りの動きが強まる可能性があることに注意したい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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