米ドル売りの流れは今後も継続か

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米ドル売りの流れは今後も継続か

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米ドル売りの流れは今後も継続か
相場レポート

2024.08.29

2024.09.04

本日のポイント

  1. 米国の第2四半期GDP

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に145円台まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となり、144円台中盤でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・個人消費、米・第2四半期GDP、23時に米・中古住宅販売保留、25時にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、26時に米・7年債入札、28時半に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、翌10時半に豪・小売売上高が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。