英ポンドの方向性に警戒か

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英ポンドの方向性に警戒か

英ポンドの方向性に警戒か
相場レポート

2024.06.19

2024.06.19

本日のポイント

  1. 英国の消費者物価指数

  2. ニュージーランドのGDP

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に158円台まで上昇したものの、米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、157円台後半での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの158.500付近を上抜けた場合は、159.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの157.500付近を下抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での小幅な値動きが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、15時に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、英・小売物価指数、翌7時45分に NZ・第1四半期GDPが予定されている。米国は祝日で休場となるため、英国の重要経済指標を静観しつつ、英ポンド/円や英ポンド/米ドルの値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。