円安の流れが継続か

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円安の流れが継続か

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相場レポート

2024.05.08

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2024.05.08

本日のポイント

  1. 米国の10年債入札

  2. 日本のBOJ主な意見公表(4月25日~26日開催分)

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に153円台まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、154円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの155.000付近を上抜けた場合は、155.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの154.000付近を下抜けた場合は、153.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、155円台では円買い介入への警戒感が高まるため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、23時半に米・週間原油在庫、24時に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、26時に米・10年債入札、26時半に米・クックFRB理事の発言、翌8時50分に日・BOJ主な意見公表が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、ロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。