34年ぶりの高値水準に達した米ドル/円の行方に注目か

XMTrading(エックスエム)

XMTrading

XM公式アプリ

セーシェル金融庁(SC:FSA)公式認定ブローカー(証券ディーラーライセンス番号SD010)

34年ぶりの高値水準に達した米ドル/円の行方に注目か

34年ぶりの高値水準に達した米ドル/円の行方に注目か

34年ぶりの高値水準に達した米ドル/円の行方に注目か
相場レポート

2024.04.16

2024.04.16

本日のポイント

  1. ベイリーBOE総裁の発言

  2. パウエルFRB議長の発言

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は154円台中盤まで約150pips上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの154.500付近を上抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの154.000付近を下抜けた場合は、153.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、円買い介入への警戒感が高まっているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

本日は、15時に英・失業率、18時に独・ZEW景況感調査、21時半に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、22時に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、22時15分に米・鉱工業生産、26時に英・ベイリーBOE総裁の発言、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26時15分に米・マックレムBOE総裁の発言、米・パウエルFRB議長の発言、翌7時45 分にNZ・第1四半期消費者物価指数が予定されている。また、バンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーなど、米主要企業の第1四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。