円買い介入への警戒感高まりと米主要企業の決算に注意か

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円買い介入への警戒感高まりと米主要企業の決算に注意か

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円買い介入への警戒感高まりと米主要企業の決算に注意か
相場レポート

2024.04.12

2024.04.12

本日のポイント

  1. 英国のGDP

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安高・金利高・原油安のマチマチの展開となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は直近高値圏で上値重く下値堅い流れとなり、153.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの153.500付近を上抜けた場合は、154.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの152.500付近を下抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、円買い介入への警戒感が高まっているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

本日は、15時に英・GDP、英・鉱工業生産、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数、27時半に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、28時半に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。また、JPモルガン・チェ-スやシティグループなど米主要企業の第1四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。