米国のCPI(消費者物価指数)に注目か

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米国のCPI(消費者物価指数)に注目か

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米国のCPI(消費者物価指数)に注目か
相場レポート

2024.04.10

2024.04.10

本日のポイント

  1. 米国の消費者物価指数

  2. FOMC議事録公表(3月19日~20日開催分)

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は151円台後半での小幅な値動きに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの152.000付近を上抜けた場合は、152.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの151.000付近を下抜けた場合は、150.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、最高値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に米・消費者物価指数、21時45分に米・ボウマンFRB理事の発言、22時45分に加・BOC政策金利&声明発表、23時半に米・マックレムBOC総裁の発言、23時45分に米・グ―ルズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26時に米・10年債入札、27時に米・FOMC議事録公表が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。