週明けの米ドル/円の急変動に警戒か

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週明けの米ドル/円の急変動に警戒か

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週明けの米ドル/円の急変動に警戒か
相場レポート

2024.03.25

2024.03.25

本日のポイント

  1. 米国の要人発言

  2. 米国の2年債入札

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は151円台前半で堅調に推移しており、先週安値の149.000付近から約250pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.800付近を上抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの151.000付近を下抜けた場合は、150.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、近年の最高値圏での揉み合いか継続しているため、上抜けた場合はストップロスによる急騰に警戒したい。

本日は、21時15分に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、23時に米・新築住宅販売件数、23時半に米・クックFRB理事の発言、26時に米・2年債入札が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。また、今週末から欧米はイースター休暇入りとなるため、ポジション調整による急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。