米・FOMC議事録公表に注目か

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米・FOMC議事録公表に注目か

米・FOMC議事録公表に注目か
相場レポート

2023.11.21

2023.11.21

本日のポイント

  1. カナダの消費者物価指数

  2. FOMC議事録公表(10月31日~11月1日開催分)

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は148円台前半まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの149.000付近を上抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの148.000付近を下抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から続落している状況のため、下抜けた場合はストップロスによる急落に警戒したい。

本日は、22時半に加・消費者物価指数、24時に米・中古住宅販売件数、25時に欧・ラガルドECB総裁の発言、28時に米・FOMC議事録公表が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、FOMC議事録公表後の米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。