重要経済指標による米ドルやポンドに注目か

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重要経済指標による米ドルやポンドに注目か

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重要経済指標による米ドルやポンドに注目か
相場レポート

2023.11.15

2023.11.15

本日のポイント

  1. 英国の消費者物価指数

  2. 米国の小売売上高

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル全面安になったことで、米ドル/円は150円台前半まで約150pips下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.000付近を上抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの150.000付近を下抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から急落している状況のため、下抜けた場合はストップロスによる一段安に警戒したい。

本日は、16時に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、英・小売物価指数、22時半に米・小売売上高、米・生産者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、23時半に米・バーFRB副議長の発言、24時半に米・週間原油在庫、翌9時半に豪・失業率が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドルやポンドの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。