パウエル議長の発言に注目か

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パウエル議長の発言に注目か

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相場レポート

2023.11.09

2023.11.09

本日のポイント

  1. ラガルドECB総裁の発言

  2. パウエルFRB議長の発言(パネルディスカッション)

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円はジリ上げ相場となり、150円台後半まで約100pips上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.000付近を上抜けた場合は、151.500に向けた一段高に、直近サポートラインの150.000付近を下抜けた場合は、149.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、日足でみると高値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時半に米・新規失業保険申請件数、23時半に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26時に米・バエゼ:セントルイス連銀総裁の発言、26時半に欧・ラガルドECB総裁の発言、27時に米・30年債入札、28時に米・パウエルFRB議長の発言、翌9時半に豪・RBA四半期金融政策報告が予定されている。各国の要人発言を静観しつつ、米ドルやユーロの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。