英・重要経済指標に注目か

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英・重要経済指標に注目か

英・重要経済指標に注目か
相場レポート

2023.11.10

2023.11.10

本日のポイント

  1. 英国の第3四半期GDP

  2. ラガルドECB総裁の発言

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となったものの、引けにかけては米ドル買いの流れが強まり、151円台前半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.500付近を上抜けた場合は、152.000に向けた一段高に、直近サポートラインの151.000付近を下抜けた場合は、150.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、16時に英・第3四半期GDP、英・鉱工業生産、英・貿易収支、21時半に米・ラガルドECB総裁の発言、米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、23時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、24時に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドルやポンドの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。