夏季休暇による市場の流動性低下に警戒か

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夏季休暇による市場の流動性低下に警戒か

夏季休暇による市場の流動性低下に警戒か

夏季休暇による市場の流動性低下に警戒か
相場レポート

2023.08.21

2023.08.21

本日のポイント

  1. 米主要企業の第2四半期決算

  2. 夏季休暇による流動性の低下

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は145円台前半で軟調に推移しており、先週高値の146.500付近から約100pips下落した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.000付近を上抜けた場合は、146.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.000付近を下抜けた場合は、144.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、重要経済指標・要人発言は予定されていない。欧米トレーダーの夏季休暇によって市場の流動性が低下する可能性があるため、薄商いを狙った突発的な値動きに警戒したい。また、米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。