FOMC議事録公表による米ドルの方向性に注目か

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FOMC議事録公表による米ドルの方向性に注目か

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FOMC議事録公表による米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2023.08.16

2023.08.16

本日のポイント

  1. 英国の消費者物価指数

  2. FOMC議事録公表(7月25日~26日開催分)

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。引けにかけては米ドル買い・円買いの流れに変わったものの、米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は145円台での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.000付近を上抜けた場合は、146.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.000付近を下抜けた場合は、144.500の節目に向けた一段安が想定される。145円台では円安けん制発言への思惑が強まるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

本日は、15時に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、英・小売物価指数、21時半に米・住宅着工件数、22時15分に米・鉱工業生産、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・FOMC議事録公表、翌7時45分に NZ・第2四半期生産者物価指数、翌10時半に豪・失業率が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、英ポンドや米ドルの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。