米・要人発言と夏季休暇による流動性低下に注意か

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米・要人発言と夏季休暇による流動性低下に注意か

米・要人発言と夏季休暇による流動性低下に注意か

米・要人発言と夏季休暇による流動性低下に注意か
相場レポート

2023.08.07

2023.08.07

本日のポイント

  1. カナダ、オーストラリアが祝日による休場

  2. 米国の要人発言

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は141円台後半で軟調に推移しており、先週高値の143.800付近から約200pips下落した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの142.500付近を上抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの141.500付近を下抜けた場合は、141.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏から下落している状況のため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。

本日は、21時半に米・ボウマンFEB理事の発言、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。米国の要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、欧米の夏季休暇によって市場参加者が減っていく時期のため、流動性低下による突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。