米国の雇用統計に注目か

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米国の雇用統計に注目か

米国の雇用統計に注目か
相場レポート

2023.06.02

2023.06.02

本日のポイント

  1. 米国の雇用統計

  2. 週末クローズに向けた米ドルの方向性

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル全面安になったことで米ドル/円は138円台前半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、138円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの139.500付近を上抜けた場合は、140.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの138.500付近を下抜けた場合は、138.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、日足では4日連続で陰線となっており、高値圏からの戻り売りが続いているため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。

本日は、21時半に米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)が予定されている。雇用統計の結果次第では大きく動く可能性があるため、指標発表前後の米ドル/円の値動きに警戒したい。また、米ドル安の流れが強まっているため、週末クローズに向けた米ドルの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。