ロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目か

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ロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目か

ロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目か

ロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2023.03.29

2023.03.29

本日のポイント

  1. バーFRB副議長の発言

  2. 7年債入札

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。各通貨ペアで小幅な値動きとなり、米ドル/円は131.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの132.000付近を上抜けた場合は、133.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの130.000付近を下抜けた場合は、129.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、どちらかにブレイクしない限りは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、23時に米・中古住宅販売保留、米・バーFRB副議長の発言、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・7年債入札が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、ロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。