年末に向けた米ドルの方向性に注目か

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年末に向けた米ドルの方向性に注目か

年末に向けた米ドルの方向性に注目か

年末に向けた米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2022.12.28

2022.12.28

本日のポイント

  1. 米国の中古住宅販売保留

  2. 米国の5年債入札

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は133円台中盤まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの133.500付近を上抜けた場合は、134.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの132.500付近を下抜けた場合は、132.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、小幅な値動きのジリ上げ相場が続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、23時に米・中古住宅販売保留、27時に米・5年債入札が予定されている。米国の経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、年末のポジション調整による急変動や、月末・四半期末のロンドンフィキシングに向けた荒い値動きも想定されるため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。