英国の重要経済指標による英ポンドの突発的な値動きに警戒か

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英国の重要経済指標による英ポンドの突発的な値動きに警戒か

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英国の重要経済指標による英ポンドの突発的な値動きに警戒か
相場レポート

2022.11.11

2022.11.11

本日のポイント

  1. 英国のGDP

  2. スイスのジョーダン総裁の発言

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米国CPIが予想を下回ったことで利上げへの警戒感が和らぎ、米ドル全面安・円全面高となり、米ドル/円は146.500付近から140.000付近まで約600pips急落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの142.200付近を上抜けた場合は、142.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの140.500付近を下抜けた場合は、140.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、140.000のブレイクを狙った値動きも想定されるため、下抜けた場合はストップロスによる急落に警戒したい。

本日は、16時に英・第3四半期GDP、英・鉱工業生産、英・貿易収支、21時45分にス・ジョーダンSNB総裁の発言、24時に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。英国の重要経済指標を静観しつつ、英ポンドの突発的な値動きに警戒したい。また、週末クローズに向けて押し目買い、戻り売りのどちらが優勢となるか、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。