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米・中の消費者物価指数に注目か

米・中の消費者物価指数に注目か

米・中の消費者物価指数に注目か
相場レポート

2022.10.13

2022.10.13

本日のポイント

  1. 米国の消費者物価指数

  2. 中国の消費者物価指数

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。円独歩安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は直近最高値を上抜けて147.000付近まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.000付近を上抜けた場合は、147.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.000付近を下抜けた場合は、145.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、円安が加速した場合は円買い介入が行われる可能性があるため、高値圏からの急落に警戒したい。

本日は、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、24時に米・週間原油在庫、26時に米・30年債入札、翌10時半に中・消費者物価指数、中・生産者物価指数が予定されている。米国の消費者物価指数を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、米国主要企業の四半期決算も控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。