雇用統計に注目か

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雇用統計に注目か

雇用統計に注目か
相場レポート

2022.10.07

2022.10.07

本日のポイント

  1. 米国の雇用統計

  2. カナダの失業率

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は145円台前半での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.500付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.500付近を下抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏でのレンジ相場が継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、23時に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。雇用統計の結果次第では大きく動く可能性があるため、株価や金利動向とあわせて米ドル/円の方向性に注目したい。また、週末クローズに向けたポジション調整による変動も想定されるため、突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。