米国時間での指標発表による価格変化に警戒か

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米国時間での指標発表による価格変化に警戒か

米国時間での指標発表による価格変化に警戒か

米国時間での指標発表による価格変化に警戒か
相場レポート

2022.08.11

2022.08.11

本日のポイント

  1. 米国の新規失業保険申請件数

  2. 米国の30年債入札

前日のNY市場は、株高・金利高・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが見られた。米金利が急落したことで、米株は急伸。為替市場は米金利の急落を受け、米ドル円が一段安となり、132.036までの下落となった。先週末の雇用統計での上昇分を昨日すべて相殺したため、日足レベルではレンジ相場に突入している。

テクニカル的に見ると、直近サポートラインの130.773を下抜けた場合は、130.000の節目に向けた一段安に、直近レジスタンスラインの135.272を上抜けた場合は、136.000の節目に向けた一段高が想定される。一方で、昨日の大型イベントを消化し、方向性を探る値動きとなる可能性もある。昨日の米・消費者物価指数発表以降、再びボラティリティが高くなっているため、米国時間にかけての大きな値動きに警戒したい。

本日は、16時にトルコ・経常収支、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、23時半に米・週間天然ガス貯蔵量、26時に米・30年債入札、翌7時半にNZ・製造業PMIが発表予定となっている。米国の消費者物価指数が発表された翌日の米ドル/円の値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。