
2022.02.10
2022.02.10
米国の要人発言
マックレムBOC総裁の発言
前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって米ドル/円は115.500を挟んでの揉み合いとなり、日足で見て40pipsほどの小幅な値動きで終始する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの115.700付近を上抜けた場合は、116.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの115.000付近を下抜けた場合は、114円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、115円台後半~116円台前半にかけて売り注文が並んでいるとの観測もあるため、上抜けた場合は長い上ヒゲになるかに注目したい。
本日は、22時半に米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、27時に米・30年債入札、29時15分に英・ベイリーBOE総裁の発言、翌7時半に豪・ロウRBA総裁の発言が予定されている。米国の重要経済指標を静観しつつ、英国とオーストラリアの要人発言による値動きに注目したい。とくに、米国の消費者物価指数は市場予想7.3%となっており、強いインフレの見通しとなった場合は3月の利上げ幅が0.50%になる可能性もあるため、指標発表後の米ドルの方向性に注目したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.12.04
NEW
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
各国の金利差を意識した為替や株の動きに注目
2025.12.03
NEW
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
米・重要指標発表で米ドルに新たな方向性が生じるか
2025.12.02
NEW
欧・消費者物価指数の伸びに注目
欧・消費者物価指数の伸びに注目
2025.12.01
NEW
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
日米金利差縮小を期待した米ドル安・円高を注視
2025.11.28
NEW
流動性低下中の月末フローに警戒
流動性低下中の月末フローに警戒
2025.11.27
NEW
米国休場で手掛かり難の可能性
米国休場で手掛かり難の可能性
2025.11.26
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
英・秋季予算案と英ポンドの動向に警戒
2025.11.25
米・小売売上高とPPIに注目
米・小売売上高とPPIに注目
2025.11.24
ラガルドECB総裁の発言内容に注目か
ラガルドECB総裁の発言内容に注目か
2025.11.21
欧米各国のPMIに注目
欧米各国のPMIに注目