2021.11.18
2021.11.18
トルコの政策金利&声明発表
米国の要人発言
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことで、クロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は115.000付近から100pipsほど下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの115.000付近を上抜けた場合は、116~117円台に向けた一段高に、直近サポートラインの113.900付近を下抜けた場合は、113円台後半に向けた一段安が想定される。次期FRB議長の選任期限(11月25日までの予定)が近付いており、パウエルFRB議長の続投となるか、ブレイナードFRB理事が昇格するかによって今後の金融政策等に影響するため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
本日は、20時にト・政策金利&声明発表、22時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、22時半に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23時半に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、24時に米・景気先行指数、28時に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、29時半に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。
とくに、トルコリラは政情不安・インフレ上昇などを理由に過去最安値を更新している中で利下げが予想されているため、トルコの政策金利の結果にサプライズがあるかを静観しつつ、米国の重要経済指標・要人発言による値動きに注目したい。
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