米・消費者物価指数に注目か

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米・消費者物価指数に注目か

米・消費者物価指数に注目か
相場レポート

2021.11.10

2021.11.10

本日のポイント

  1. 米国の新規失業保険申請件数

  2. 米国の消費者物価指数

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は113.000の節目を下抜けて112.800付近まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの113.400付近を上抜けた場合は、113円台後半に向けた一段高に、直近サポートラインの112.800付近を下抜けた場合は、112.500の節目に向けた一段安が想定される。112円台での底堅さを確認する流れが想定されるため、112.500付近まで下落した場合は押し目買い優勢となるか、112円台前半に向けた一段安になるかなど、米ドルと円の方向性に注目したい。

本日は、22時半に米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、24時半に米・週間原油在庫、27時に米・30年債入札、翌9時半に豪・失業率が予定されている。米国の消費者物価指数などの結果を静観しつつ、週末に向けた米ドルや円の方向性に注目したい。また、円全面高の流れが強まっているため、オセアニア通貨や新興国通貨(トルコリラなど)のクロス円の値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。