各国の要人発言による急変動に警戒か

XMTrading(エックスエム)

XMTrading

XM公式アプリ

セーシェル金融庁(SC:FSA)公式認定ブローカー(証券ディーラーライセンス番号SD010)

各国の要人発言による急変動に警戒か

各国の要人発言による急変動に警戒か

各国の要人発言による急変動に警戒か
相場レポート

2021.11.09

2021.11.09

本日のポイント

  1. パウエルFRB議長の発言

  2. ベイリーBOE総裁の発言

前日のNY市場は、株横ばい・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に113.100付近まで下落したものの、米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、113.200付近でクローズする結果となった。テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの114.200付近を上抜けた場合は、114円台後半に向けた一段高に、直近サポートラインの113.100付近を下抜けた場合は、112円台後半に向けた一段安が想定される。

本日は、22時にラガルド:ECB総裁の発言、22時半に米・生産者物価指数、23時に米・パウエルFRB議長の発言、米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、25時に英・ベイリーBOE総裁の発言、25時35分に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、27時に米・10年債入札、27時半に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、翌7時45分に加・マックレムBOC総裁の発言、翌8時半に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、翌10時半に中・消費者物価指数、中・生産者物価指数が予定されている。

NY時間帯から各国の要人発言が多く予定されているため、発言内容による急変動に警戒したい。また、翌朝にオーストラリアや中国の経済指標が控えているため、豪ドルの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。