2021.11.03
2021.11.03
米・FOMC政策金利と声明発表
米・ADP全国雇用者数
前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン相場となったものの、本日のFOMCを控え、様子見ムードが広がっており、全般的に横ばい推移が展開された。米ドル/円は直近高値の114.41から113.46まで下落した後、113.84まで水準を戻し、レンジ相場となっている。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスの114.41を上抜けた場合は、今年高値でベンチマークとなっている114.70まで上昇し、直近サポートラインの113.36を下抜けた場合は、大きな節目が見当たらないため、次の安値である112.00付近が下落のターゲットとなりうるだろう。いずれにしろ、本日未明に行われるFOMCの結果待ちといった値動きが予想されるため、慎重に待ち構えたい局面だ。
本日は、16時に英・ネーションワイド住宅価格、18時半に英・サービス業PMI、欧・ラガルドECB総裁の発言、20時に米・MBA住宅ローン申請指数、21時15分に米・ADP全国雇用者数、23時に米・ISM非製造業景況指数、23時半に米・週間原油在庫、25時に英・ベイリーBOE総裁の発言があり、そして27時に米・FOMC政策金利と声明発表、27時半に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。FOMCでのパウエル議長の発言内容に十分注意しつつ、通貨の方向性を静観したい。
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