米・雇用統計による急騰・急落に注意か

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米・雇用統計による急騰・急落に注意か

米・雇用統計による急騰・急落に注意か

米・雇用統計による急騰・急落に注意か
相場レポート

2021.09.03

2021.09.03

本日のポイント

  1. 雇用統計

  2. ISM非製造業景況指数

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドルと円が全面安の中、米ドル/円は110.000を挟んでの揉み合いが続いており、日足で見て約20pipsの小幅な値動きで終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.400付近を上抜けた場合は、110円台後半に向けた一段高に、直近サポートラインの109.500付近を下抜けた場合は、109.000の節目に向けた一段安が想定される。前日はNYオプションカットの影響(110.000に大きめのオプション)もあったため、小幅な値動きとなったものの、本日の雇用統計で大きく動く可能性があるため、ストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に米・雇用統計(非農業部門雇用者数/失業率/平均時給)、22時45分に米・サービス業PMI【確報値】、23時に米・ISM非製造業景況指数が予定されている。翌週以降の米国の要人発言(タカ派・ハト派)にも影響し、テーパリング開始の見通しが明確化する可能性もあるため、雇用統計の結果を静観したい。また、9月6日(月)は米国が祝日による休場となるため、雇用統計後の週末クローズに向けた米ドルの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。