
2021.08.20
2021.08.20
米国のカプラン:ダラス連銀総裁の発言
加の小売売上高
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調が継続し、米ドル売り・円買いの流れとなった。今週15日の日曜日に突如発生したアフガニスタン制圧による地政学リスクから、原油WTIは6日続落しており、63.8ドルとなっている。上昇していた米ドルの上値も重くなっており、110.00を挟んでの攻防戦が継続している。
テクニカル的に見ると、米ドル円は、前日安値の109.48を下抜けた場合、109.11までの下落となり、ドル買いとなった場合は、4時間足レンジの上限付近である110.8までの上昇が目安となるだろう。一方で、来週のジャクソンホール会議を控え、様子見ムードが継続した場合、109.1-110.5での小幅なもみ合い相場となるだろう。
本日は、15時に英・小売売上高と独・生産者物価指数、21時半に加・小売売上高、24時に米・カプラン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。それ以外は特に大きな指標発表や要人発言は予定されておらず、来週26日(木)から28日(土)にかけて開催されるジャクソンホール会議での発言待ち相場になることが予想されるため、ボラティリティの低下によるNY時間での値動きに警戒したい。
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