雇用統計の先行指標に注目か

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雇用統計の先行指標に注目か

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雇用統計の先行指標に注目か
相場レポート

2021.05.05

2021.05.05

本日のポイント

  1. ISM非製造業景況指数

  2. マックレムBOC総裁の発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は109.000~109.500の狭いレンジ内で推移しており、上値重く下値堅い展開となっている。テクニカル的に見ると、直近サポートラインの109.000を下抜けると一段安に、直近レジスタンスラインの109.600付近を上抜けると一段高が想定される。一方で、108.700~108.500にかけてはサポートラインが多いため、108円台後半では底堅い値動きとなるだろう。

本日は、21時15分に米・ADP全国雇用者数、22時半に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、23時に米・ISM非製造業景況指数、23時半に米・週間原油在庫、25時に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、28時に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、翌7時半に加・マックレムBOC総裁の発言、翌8時50分に日・BOJ議事要旨公表が予定されている。

週末に控える雇用統計の先行指標として、米国のADP全国雇用者数の結果を静観しつつ、米主要企業の決算が本格化しているため、オセアニア通貨の動向など、株価変動による為替への影響に警戒したい。また高値圏での推移が続いているため、翌朝のマックレムBOC総裁の発言によるカナダドルの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。