週明けの流れを静観か

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週明けの流れを静観か

週明けの流れを静観か
相場レポート

2020.12.14

2020.12.14

本日のポイント

  1. EUと英国の通商交渉に関するヘッドラインニュース

  2. 豪・RBA議事録公表

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は市場OPEN直後に103.800付近まで下落したものの、日本市場OPEN後はすぐに104円台まで回復しており、103円台後半にかけては押し目買い優勢の流れが継続している。テクニカル的にみると、103.700~104.700のレンジボックス内での推移となっているため、レンジブレイクによる一段高・一段安の展開に注目したい。

また、英ポンドは週末に発表された「交渉延長」との報道により、約150pipsの上窓でスタートしており、英ポンド/円は138円台前半、英ポンド/米ドルは1.33台前半で底堅く推移している。通商交渉は依然として進展がなく、いよいよ年末の交渉期限まで約2週間と迫っているため、市場の合意への期待感が低下しているとの見方もあるようだ。一方で、部分合意や期限内合意への思惑もあるため、ネガティブ・ポジティブ双方のヘッドラインニュースに警戒したい。

本日は重要な経済指標は予定されていないが、翌9時半に豪・RBA議事録公表、翌11時に中・鉱工業生産、中・小売売上高、中・固定資産投資と、15日(火)の午前中にかけて豪・中の経済指標が予定されている。週明けの流れを静観しながら、米ドルの新たな材料を待ちつつ英ポンドの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。