英ポンドの乱高下に警戒か

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英ポンドの乱高下に警戒か

英ポンドの乱高下に警戒か
相場レポート

2020.12.09

2020.12.09

本日のポイント

  1. BOC政策金利発表&声明発表

  2. EUと英国の通商交渉に関するヘッドラインニュースに警戒

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のマチマチの展開となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は104.000~104.200の小幅な値動きとなり、狭いレンジ内で上下動する結果となった。直近サポートラインは103.700付近、直近レジスタンスラインは104.300付近にあるため、レンジブレイクを狙った値動きがあるかに注目したい。

現在、EUと英国の通商交渉に市場の焦点は集まっており、英ポンドはヘッドラインニュースによって乱高下する神経質な値動きとなっている。今週に入り、電話会談による交渉は継続しているものの、依然として進展がないまま交渉期限に近づいている状況だ。一方で、英国側の妥協案などにより、最終的には合意するとの期待感が強いとの見方もあるようだ。

本日は、24時に加・BOC政策金利発表&声明発表、24時半に米・週間原油在庫、27時に米・10年債入札が予定されている。引き続き、EUと英国の電話会談が行われる予定であり、交渉の最終局面に向けた思惑による発言等に警戒したい。また、仮に合意した場合は12月10日(木)のEU首脳会議において、加盟国から同意内容の承認を得られるかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。