FOMC後の米ドルの方向性に注目か

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FOMC後の米ドルの方向性に注目か

FOMC後の米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2020.09.16

2020.09.16

本日のポイント

  1. FOMC政策金利&声明発表

  2. FRB経済&金利見通し

前日のNY市場は、序盤ではやや株高ながら終盤にかけては下落し、金利高・原油高のマチマチの展開となった。FOMC結果待ちの様子見ムードの中、米ドル売り・円買いの流れが加速。米ドル/円は105.300付近まで下落したものの、直近下げ止まりラインの105.200~400付近では買い意欲もあり、底堅い値動きとなっている。FOMCに向けた思惑による値動きに警戒しつつ、105.000の節目を狙う展開があるか、また下抜けた場合は104円台の底堅さに注目したい。

本日は、15時に英・消費者物価指数、小売物価指数、生産者物価指数、21時半に加・消費者物価指数、米・小売売上高、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・FOMC政策金利&声明発表、FRB経済&金利見通し発表が予定されている。

パウエル議長の発言内容や経済・金利見通しについて、フォワードガイダンスのさらなる変更があるか、また物価・雇用・経済成長率などの見通しを示すプロジェクションマテリアルの言及に市場の注目が集まっている状況だ。週明けからの米ドル売り・円買いの流れが、FOMC後も継続するかを注視しつつ、FOMC後の市場の反応を静観したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。