2020.09.14
2020.09.14
自民党総裁選の投開票
米ドルと円の方向性に注目
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は106.100付近で推移しており、先週から引き続き105.800~106.500の狭いレンジ内での推移となるだろう。テクニカル的にみると、一段深いレンジは105.400~106.700付近となるため、下向きの場合は105円割れ、上向きの場合は107円超えの流れになるまでは、レンジ内での推移が想定される。先週はユーロや英ポンドに市場の関心が集まった結果、米ドルや円は方向性に欠ける展開となった。今週は多くの重要経済指標が予定されているため、どの通貨が市場の焦点になるかも注目したい。
本日は重要経済指標の発表はないが、自民党総裁選の投開票が予定されており、EUと中国の首脳会議も行われる予定だ。自民党総裁選では「ご祝儀の株高・円安相場」になるケースもあるため、ヘッドラインニュースによる株価変動に注視しつつ、円の方向性や週明けの流れに注目したい。
また今週は15日(火)オーストラリア議事録公表、16日(水)FOMC政策金利発表、17日(木)日本・英国の政策金利発表が控えている。とくに、FRBによる経済・金利見通しの内容に注目が集まっており、週中のFOMCに向けた思惑による値動きに警戒したい。
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