2020.09.14
2020.09.14
自民党総裁選の投開票
米ドルと円の方向性に注目
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は106.100付近で推移しており、先週から引き続き105.800~106.500の狭いレンジ内での推移となるだろう。テクニカル的にみると、一段深いレンジは105.400~106.700付近となるため、下向きの場合は105円割れ、上向きの場合は107円超えの流れになるまでは、レンジ内での推移が想定される。先週はユーロや英ポンドに市場の関心が集まった結果、米ドルや円は方向性に欠ける展開となった。今週は多くの重要経済指標が予定されているため、どの通貨が市場の焦点になるかも注目したい。
本日は重要経済指標の発表はないが、自民党総裁選の投開票が予定されており、EUと中国の首脳会議も行われる予定だ。自民党総裁選では「ご祝儀の株高・円安相場」になるケースもあるため、ヘッドラインニュースによる株価変動に注視しつつ、円の方向性や週明けの流れに注目したい。
また今週は15日(火)オーストラリア議事録公表、16日(水)FOMC政策金利発表、17日(木)日本・英国の政策金利発表が控えている。とくに、FRBによる経済・金利見通しの内容に注目が集まっており、週中のFOMCに向けた思惑による値動きに警戒したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.06.20
NEW
中東情勢の緊迫感緩和が継続か
中東情勢の緊迫感緩和が継続か
2025.06.19
NEW
スイスと英国の政策金利発表に注目
スイスと英国の政策金利発表に注目
2025.06.18
NEW
米・FOMC政策金利とSEPに注目
米・FOMC政策金利とSEPに注目
2025.06.17
NEW
米・小売売上高と鉱工業生産に注目
米・小売売上高と鉱工業生産に注目
2025.06.16
NEW
中東情勢と日米首脳会談の行方を注視
中東情勢と日米首脳会談の行方を注視
2025.06.13
NEW
中東情勢緊迫化によるリスク回避に警戒
中東情勢緊迫化によるリスク回避に警戒
2025.06.12
米・生産者物価指数と30年国債入札に警戒
米・生産者物価指数と30年国債入札に警戒
2025.06.11
米・消費者物価指数と財政収支に注目
米・消費者物価指数と財政収支に注目
2025.06.10
米中貿易協議の進展を見据える展開
米中貿易協議の進展を見据える展開
2025.06.09
米中貿易協議を控えたリスクオン継続か
米中貿易協議を控えたリスクオン継続か