
2026.02.27
NEW
独・消費者物価指数【速報値】(日本時間22時00分)
加・月次GDP/第4四半期GDP(日本時間22時30分)
米・生産者物価指数(日本時間22時30分)
東京時間では、株価の大幅な下落を受けてリスク回避の円買いが強まった。前日のNY時間では、エヌビディア(NVIDIA)の決算を受けた同社株の下げなどを背景にS&P500(US500)やナスダック100(US100)が下落。米国市場の流れを引き継ぎ日経株価(JP225)が下げ幅を広げたことを嫌気し、為替市場では円買いが広がった。早朝の米ドル/円(USDJPY)は156.00円付近で小動きを続けていたが、東京勢本格参入前から売りが加速し155円台へ下落。株価の売りが一巡すると反発もみられたが、午後には再び売りに押され、一時155.55円まで下押した。米ドルは対円で売りが強まったことから、主要通貨に対しても全面安の動き。特にオセアニア通貨が堅調に推移したため、豪ドル/米ドル(AUDUSD)とNZドル/米ドル(NZDUSD)は上げ幅を拡大した。ボラティリティが縮小傾向にある金(GOLD)は、限定的な値幅のなかでじり高。5,200ドル付近が強固なレジスタンスとして意識されている状況は続くものの、安値を切り上げる底堅さがみられた。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比+0.16%と小幅続伸。寄り付き後は米株安の流れを引き継ぎ前日比600円超の下げ幅となったが、下げ一服後は買い戻されて反発。後場では幅広い銘柄に買いが広がり、プラス圏を回復して取引を終えた。本日は週末・月末前の最終営業日となるため、ポジション整理による突発的な値動きが警戒される。NY時間以降は欧米各国の重要指標発表を控えているため、ユーロや米ドルを中心に大幅な値動きが生じる可能性があることに注意したい。
日本時間22時00分に、ドイツの2月消費者物価指数(CPI)の速報値が発表される。CPIは、ドイツ国内の消費者が購入する商品やサービスの価格変動を測定した指標。ドイツはユーロ圏最大の経済規模を誇るため、来週発表されるユーロ圏全体の消費者物価指数(HICP)の先行指標として注目されやすい。市場予想は、前月比+0.5%、前年比+2.0%。前月比は伸びが加速、前年比は前回の2.1%から小幅に鈍化する見込み。ドイツのCPIは12月に欧州中央銀行(ECB)の目標水準である2.0%を下回る1.8%まで鈍化したが、今回は目標水準を回復することが予想されている。本日は16時45分にフランスの2月CPIの速報値も発表されるため、それぞれの結果を総合してユーロがどのような反応を示すのか注目したい。
日本時間22時30分に、カナダの12月の月次GDP(国内総生産)と第4四半期(10-12月)GDPが発表される。GDPは、カナダ国内で新たに生産された財やサービスの合計金額から算出される指標。カナダ経済の成長率を把握する上で重要度が高く、景気関連指標のなかで特に注目されるため、カナダドルの動向に影響を与える可能性が高い。市場予想は、月次GDPが前月比+0.1%、前年比+0.7%。第4四半期GDPが前期比-0.2%となる見込み。カナダは第2四半期にマイナス成長となったが、第3四半期では市場予想を大幅に上回る伸びでプラス成長を回復。今回は2四半期ぶりにマイナスへ転じることが予想されている。市場予想よりも強い結果はカナダ中央銀行(BOC)の据え置き期待を高めてカナダドル買い、市場予想よりも弱い結果は利下げ観測が浮上しカナダドル売りで反応する可能性があることを想定しておきたい。
日本時間22時30分に、米国の1月生産者物価指数(PPI)が発表される。米労働省労働統計局(BLS)が発表するPPIは、米国内の製造業者が販売した商品やサービスなどの価格変動を測定し、結果を指数で示した指標。消費者物価指数(CPI)とともに、米国の物価変動を把握するうえで注目される。市場予想は前月比+0.3%、前年比+2.6%。変動が激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は、前月比+0.3%、前年比+3.0%。いずれも前月から伸びが鈍化する見込み。前回12月は、総合とコアともに市場予想を大幅に上回る強い伸びを示した。関税によるコストが価格に転嫁されていることが示唆され、今後数か月に渡ってインフレ傾向が続くとの見通しが強まっている。1月のCPIはやや弱い結果となったが、先行指標として注目されるPPIが直近3ヶ月連続で上振れているため、今回も強い結果を示した場合は米ドル買い圧力が強まる可能性があることに注意したい。
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