
2026.06.12
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欧・要人発言(日本時間17時00分~)
独・連銀月例報告(日本時間18時00分)
米・ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(日本時間23時00分)
東京時間では、前日に広がったリスク後退の動きが一巡し、為替は米ドルの買い戻しが優勢となった。トランプ米大統領は昨日11日のNY時間序盤に、「イランに対して激しい攻撃を行う」と警告したが、数時間後には「戦争終結協議がイランの最終承認を得た」と述べ、状況が一転。市場では一時警戒感が強まっていたものの、協議進展の報告を受けてWTI原油先物(OIL)が一時85ドルまで急落し、有事の米ドル買いが急速に巻き戻された。ただ、イラン側が合意の最終決定を否定したことで楽観ムードは長続きせず、東京時間に入ると米ドルが買い戻される動き。米ドル/円(USDJPY)は前日安値の159.55円から160.30円まで反発し、介入警戒感が意識されつつも底堅く推移した。金(GOLD)は前日の急反発で4,240ドルまで上昇し、本日の東京時間では緩やかに下落。節目の4,200ドルで上値を抑えられており、方向感を探る動きが続いている。株式市場では、日経平均株価は前日比+2.81%と続伸。戦争終結期待から米株が大幅上昇した流れを引き継ぎ、序盤から買いが先行して6万6,000円台を回復した。本日は、引き続き中東情勢で相場が左右されることが予想される。トランプ米大統領は数日以内にイランとの覚書の署名が行われることを示唆しており、週末の間に状況が大きく変化する可能性があることを想定しておきたい。
本日は、日本時間17時00分にレーン・フィンランド中銀総裁、日本時間23時30分にナーゲル独連銀総裁の発言が予定されている。6月の欧州中央銀行(ECB)理事会を経て、ブラックアウト明けの金融当局者が今後の利上げ見通しについてどのように言及するか注目したい。昨日11日に開かれた理事会では、2023年9月以来となる利上げを決定。インフレ見通しの引き上げや成長見通しの引き下げも同時に発表された。ただ、関係筋の話では「エネルギー価格がさらに高騰しなければ7月は据え置きの可能性が高い」とも言われており、今後の引き締めペース次第でユーロの動向が変わる可能性がある。なお、本日の東京時間にはナーゲル独連銀総裁の「必要であれば7月に追加利上げする用意がある」との発言も伝わっているため、同様のタカ派姿勢が示されるか確認したい。
日本時間18時00分に、ドイツ連邦銀行(中央銀行)が最新の月例報告を発表する。ドイツ連銀の月例報告は、ドイツの最新の経済情勢や金融安定性などをまとめた報告を指す。今後の経済見通しも示されるため、欧州中央銀行(ECB)の金融政策の先行きを確認する際のヒントとなる可能性がある。相場に直接影響を与える指標ではないが、ユーロ圏経済の動向を把握するうえで内容を確認しておきたい。
日本時間23時00分に、6月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値が発表される。速報値の結果は特に注目度が高く、消費者マインドや景気動向を反映する先行指標として市場から注目されやすい。今回の予想は46.0と、過去最低水準となった5月確報値の44.8から改善する見込み。中東情勢に対する消費者の懸念が高まっており、ミシガン大学消費者信頼感指数は3月から急速に悪化している。今回は小幅な改善予想だが、想定以上の強さを示せば米国の利上げ期待を後押しする可能性がある。指標発表後の米ドルの反応を確認したい。
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