
2026.04.30
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英・BOE政策金利(日本時間20時00分)
欧・ECB政策金利(日本時間21時15分)
米・第1四半期GDP【速報値】(日本時間21時30分)
東京時間では、日米の金融政策スタンスや原油高を背景とした米ドル高・円安が一段と強まった。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場予想通り政策金利の据え置きが決定したが、3名の連銀総裁らが声明文に緩和バイアスを加えることに反対を表明。全体的にタカ派トーンと受け止められたことや、植田日銀総裁がハト派姿勢を示したことで双方のスタンスの違いが意識され、米ドル買い・円売りを後押しした。また、昨日のNY時間に米国がイランへの攻撃継続を検討していることなど複数の情報が報じられたことで、WTI原油(OIL)が上昇。本日の東京時間では3週間ぶりとなる110ドル台に乗せるなど、高止まりが続いている。米ドル/円(USDJPY)は、早朝のオセアニア時間で一時160.00円付近まで下落したが、東京勢本格参入後は買いを強めて反発。WTI原油(OIL)の上昇に連れて一時160.72円まで上げ幅を拡大し、2024年7月以来の高値更新となった。主要通貨では、ユーロと英ポンドが軟調。米ドル高の地合いとなったことで、ユーロ/米ドル(EURUSD)と英ポンド/米ドル(GBPUSD)は下落基調が続いた。株式市場では、日経平均株価(JP225)は前営業日比-1.06%と続落。中東情勢の先行き不透明感を背景とした原油相場の高止まりを嫌気し、序盤から売りが先行。一時5万9,000円割れまで下押すなど、引けまで軟調な動きが続いた。本日は欧州時間に英欧中銀の政策金利発表が予定されているため、ユーロや英ポンドの動向が注目される。また、米ドル/円(USDJPY)は160円を突破し上値警戒感が高まっているため、本邦通貨当局による為替介入の可能性にも警戒しておきたい。
日本時間20時00分に、イングランド銀行(BOE)が政策金利を発表する。4月会合では、政策金利を現行の3.75%で維持し、3会合連続で据え置く見込み。先月には早期利上げ期待が高まっていたが、イラン情勢を慎重に見極める必要があるとの見方から、今会合では据え置きがほぼ確実視されている。4月会合では、今後の利上げに積極的な姿勢が示されるかが焦点となる。現時点では、7月会合で利上げを実施するとの見方が出ているものの、消費者物価指数(CPI)の伸びが急加速していることから、6月会合での利上げの可能性も浮上している。今回は四半期に一度となる金融政策報告の公表も予定されているため、今後の利上げ見通しやインフレ見通しについてどの程度具体的な内容が公表されるか注目したい。
日本時間21時15分に、欧州中央銀行(ECB)が政策金利を発表する。4月会合では、昨年7月から7会合連続で政策金利を2.15%に据え置く見込み。現時点では利上げを急ぐための明確な根拠がないことから、据え置きがほぼ確実視されているが、次回6月会合以降の利上げの可能性について言及があるか注目したい。ユーロ圏のインフレ率は3月に2.5%まで上昇し、ECBの物価目標2%を上回る水準まで急加速。本日18時00分に発表される4月消費者物価指数(HICP)速報値ではさらに3.0%への伸びが予想されており、こうしたインフレリスクについてどのような見解が示されるか注目される。ECBが利上げに積極的なタカ派姿勢を示した場合はユーロ買い、一方で様子見姿勢を維持するハト派姿勢に傾いた場合はユーロ売りの材料と判断されやすい。
日本時間21時30分に、米国の2026年第1四半期GDP(国内総生産)の速報値が発表される。速報値は最も注目度が高く、市場へ与える影響が大きい点を留意しておきたい。GDPは、米国内で新たに生産された財やサービスの合計金額から算出した指標。米国の経済活動全般の動向や成長率を把握するうえで重要視される。市場予想は、前期比年率+2.2%。前回の2025年第4四半期の+0.5%から伸びが加速する見込み。2025年第4四半期は、速報値+1.4%、改定値+0.7%、確報値+0.5%と大幅に下方修正されており、昨年末に発生した米政府機関閉鎖の問題が重しとなった。2026年第1四半期は成長の加速が見込まれているものの、中東情勢の影響が懸念されているため、想定外の下振れには警戒したい。
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