
2026.04.21
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独・ZEW景況感指数(日本時間18時00分)
米・小売売上高(日本時間21時30分)
米・ウォーシュ次期FRB議長候補の指名承認公聴会(日本時間23時00分)
東京時間では、米国とイランの停戦期限が目前に迫り、様子見ムードが強まった。トランプ米大統領の発言によって停戦期日が1日後ろ倒しとなっており、日本時間23日午前(米東部時間22日夜)が現時点での期限と見込まれている。また、トランプ米大統領が第2回目の和平協議が21日もしくは22日に開催されると述べているものの不透明感が払拭されず、市場の様子見姿勢が継続した。多くの主要通貨はほぼ動意がなく、米ドル/円(USDJPY)は158.70円台から158.90円台の小幅なレンジ内で小動き。クロス円はやや円安地合いとなったが、ユーロ/米ドル(EURUSD)や英ポンド/米ドル(GBPUSD)は膠着状態が続いた。朝方に発表されたニュージーランドの第1四半期消費者物価指数(CPI)が想定以上の伸びを示したことで、NZドルが主要通貨に対して全面高。NZドル/円(NZDJPY)は指標発表後に急伸し、3月11日以来となる94.11円台での高値更新となった。WTI原油(OIL)は週明けからボラティリティが縮小傾向にあり、本日の東京時間では86ドル台で小幅推移。金(GOLD)は東京勢参入後から売りが加速し、15時時点で4,775ドルまで下押した。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比+0.89%と2日続伸。半導体関連銘柄を中心に買いが広がり、5万9,000円台に乗せて取引開始。後場では序盤の大幅上昇に対する反動から利益確定売りが目立ち、引けにかけては上げ幅を縮小した。本日は、ドイツ・欧州から4月ZEW景況感指数、米国から3月小売売上高などの重要指標が発表されるため、米ドルやユーロの動向が注目される。また、日本時間23時00分には次期FRB議長候補のウォーシュ氏の指名承認公聴会も予定されており、ウォーシュがどのような金融政策スタンスを示すのか確認したい。
日本時間18時00分に、ドイツの4月ZEW景況感指数が発表される。ZEW景況感指数は、金融関係者を対象にドイツの今後6ヶ月の景況感の見通しを調査した指標。同時刻に発表されるユーロ圏全体のZEW景況感指数とともに、欧州の景況感の見通しを把握するうえで注目される。市場予想は-5.0と、3月の-0.5を下回り、2ヶ月連続で見通しが悪化する見込み。前回3月は、市場予想(39.5)や2月(58.3)を大幅に下回るマイナス水準まで予想外に急低下。中東情勢の悪化が金融関係者の心理を急速に悪化させ、約1年ぶりの低水準となった。今回もさらなる低下が予想されており、想定以上に弱い結果となった場合はユーロ売りが強まる可能性がある点に注意したい。
日本時間21時30分に、米国の3月小売売上高が発表される。小売売上高は、米国内の小売業の売上高を月毎に集計した指標。米国の個人消費の動向を反映する指標であり、景気全般の動向を探るうえで重要度が高い。市場予想は前月比+1.4%、変動が大きい自動車を除いた小売売上高は前月比+1.4%と、ともに2月の結果を上回り、2ヶ月連続で伸びが加速する見込み。前回2月は市場予想を上回る堅調な結果となり、特に自動車関連の伸びが全体の押し上げに寄与するかたちとなった。ただ、イラン情勢による物価高の影響が反映される3月以降では、消費者が支出を抑える動きがみられる可能性も考えられる。市場予想を上回る結果は米ドル買い、市場予想を下回る結果は米ドル売りの材料となるため、発表後の米ドルの反応に注目したい。
日本時間23時00分(米東部時間10時00分)に、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に指名されたケビン・ウォーシュ氏が上院銀行委員会の指名承認公聴会に出席する。事前に公開されたウォーシュ氏の証言原稿では、FRBの独立性を守ることやインフレ抑制への使命感などが述べられており、FRBは金融政策以外の政策に関与すべきではないとの考えも示された。今回の公聴会では、ウォーシュ氏の金融政策のスタンスが焦点となる。イラン情勢によってインフレ見通しが大きく変化している状況で、トランプ米大統領からの政治介入や利下げ圧力に対してどのように向き合っていくのか確認したい。
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