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新規材料待ちの様子見相場を継続か

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相場レポート

2025.10.10

NEW

2025.10.10

本日のポイント

  1. 欧・要人発言(日本時間16時40分)

  2. 加・雇用統計(日本時間21時30分)

  3. 米・ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(日本時間23時00分)

東京時間では、自民党総裁選の結果を織り込んだ円安・株高の動きが一服し、次の材料待ちの様子見姿勢が続いた。本日午後に自民党と公明党の党首会談が行われることもあり、市場は自公連立の行方を見定めようとする姿勢を維持。また、米政府機関閉鎖の影響で米国の経済指標の発表延期が相次いでいることも手掛かり難に繋がっており、次の一手を講じにくい状況となっている。米ドル/円(USDJPY)は、昨日の海外時間に高市総裁が「行き過ぎた円安を誘発するつもりはない」と発言したことで一時152.10円台まで下落したが、口先介入による円買いは続かずに153円台へ反発。東京時間に入るとやや米ドル売り・円買いが強まり152.60円台まで下押したものの、上方向にも下方向にも振れにくい状況が続いた。クロス円も軒並み小幅安で推移。ユーロ/米ドル(EURUSD)や英ポンド/米ドル(GBPUSD)などのドルストレートは、やや米ドル安優勢の小動きとなった。前日に大幅反落した金(GOLD)は、本日も下落基調を引き継いで弱含み。下値は前日安値の3,947ドルで支えられているが、反発しても再び4,000ドルを目指す勢いは見られないため、このまま調整売りが加速することになるか注目したい。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比-1.01%と反落。米株安を背景に売り先行で寄り付き、週明けからの急騰に対する調整売りも相まって下げ幅を拡大。一時4万8,000円を下回る水準まで下押し、引けまで全面安の動きとなった。明日から日本・米国・カナダが3連休に入るため、本日は連休前のポジション調整が進む可能性が高い。新規材料待ちで動きにくい状況が続いているため、新たな材料が飛び込んできた際には相場が大きく動意づく可能性があることに注意したい。

1. 欧・要人発言(日本時間16時40分)

日本時間16時40分に、エスクリバ・スペイン中銀総裁の発言が予定されている。約3週間後に控える次回理事会に向けて、欧州中央銀行(ECB)関係者の金融政策見通しについて確認しておきたい。エスクリバ総裁は今月8日のインタビューで、現在の金利水準は適切であり、ECBが追加ガイダンスをする必要はないと発言。また、「利下げの可能性が、その反対である利上げの可能性よりも高いことを示唆する内容はECBの声明から見当たらない」とも述べており、利下げと利上げの両方の可能性が排除されていないとの見解を示した。エスクリバ総裁を含む多くのECB関係者は揃って当面の据え置きを示唆しており、年内は現行の金利水準を維持することがほぼ確実視されている。一部では、来年以降にディスインフレが加速して追加利下げが必要になるとの見方があるため、今後の利下げ・利上げの可能性についてより詳細な見解が示されるか注目したい。

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2. 加・雇用統計(日本時間21時30分)

日本時間21時30分に、カナダの9月雇用統計が発表される。雇用統計は、カナダ国内の労働者の雇用状況を調査した指標。注目度が高い雇用者数や失業率を含む複数指標が同時に発表されるため、カナダの雇用情勢を把握するうえで最も注目される。市場予想は、雇用者数が0.50万人、失業率が7.2%。雇用者数は前月の大幅減からやや持ち直す見込みだが、失業率は2ヶ月連続で悪化する見込み。前回8月は、予想外の大幅な悪化となった。失業率は、市場予想の7.0%を0.2ポイント上回る7.2%に上昇。雇用者数は1万人増と予想されたが、前月比で6.55万人減少する結果となった。想定以上の雇用の悪化を受けて、カナダ中央銀行(BOC)の9月の利下げ期待が上昇し、9月会合では0.25%の追加利下げに踏み切っている。今月29日に次回の会合を控えているが、前月に引き続き9月も雇用の悪化が加速するようであれば、BOCの利下げ期待が高まりカナダドル売りが強まる可能性があることに注意したい。

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3. 米・ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(日本時間23時00分)

日本時間23時00分に、10月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値が発表される。ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターが毎月発表するミシガン大学消費者信頼感指数は、米国内の消費者にマインド調査を実施し、結果を指数化した指標。同種の指標であるコンファレンスボードが発表する消費者信頼感指数よりも発表時期が早いため、その先行指標として注目される。市場予想は54.0。前月の55.1を下回り、3ヶ月連続で低下する見込み。9月の結果は市場予想を下回り、今年5月以来の低水準となった。雇用の悪化と物価の上昇が消費者の景況感の懸念に繋がっており、9月下旬に発表された確報値ではさらに減速。雇用統計の悪化や消費者物価指数(CPI)の上昇など、直近の重要指標でも消費者の懸念を裏付けるような結果が示されているため、これらの情勢が改善に向かわない場合は消費者マインドがさらに悪化する可能性が考えられる。市場予想よりも強い結果は米ドル買い、市場予想よりも弱い結果は米ドル売りの材料と判断されるため、指標発表後の米ドルの動向に注目したい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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