
2024.11.29
2024.11.29
欧・消費者物価指数(日本時間19時00分)
英・BOE金融安定報告書公表(日本時間19時30分)
加・国内総生産(日本時間22時30分)
東京時間では、日本時間午前に発表された11月の東京都区部消費者物価指数(CPI)総合値が前回値や予想値を上回る伸びとなったことで円買いが加速。12月に開催される日銀政策決定会合での利上げ期待が高まったことで、為替市場では円全面高の展開となった。米ドル/円(USDJPY)は8時台につけた高値151.530円台から一時149.770円付近まで2円近く大幅下落。ユーロ/円(EURJPY)や英ポンド/円(GBPJPY)などのクロス円銘柄も揃って下げ幅を拡大した。米ドル/円(USDJPY)の上昇に伴い米ドル売りが強まったことを受け、ユーロ/米ドル(EURUSD)や英ポンド/米ドル(GBPUSD)は小高く推移。上値の重さが目立っていた金(GOLD)も2,665ドル台まで値を上げた。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比-0.37%で反落。日銀の利上げ期待や円高を嫌気した売りが目立ち、伸び悩む結果となった。本日はブラックフライデーで米国は短縮取引となる。昨日の感謝祭の祝日から実質連休入りしている企業も多く、NY時間では閑散相場が予想される。
日本時間19時00分には、11月の欧・消費者物価指数(HICP)速報値が発表される。HICPは、ユーロ圏内の消費者が購入する商品やサービスの価格変動を測る指標。ユーロ圏のインフレ率を測定するための重要指標であり、欧州中央銀行(ECB)が政策金利を決定する上で参考にする指標である。事前予想値は、総合指数が2.3%、食品やエネルギー等を除いたコア指数が2.8%と、いずれも前回値からの伸びが見込まれる。次回ECB会合を来月に控え、欧州金融当局者からは利下げ慎重論や利下げを示唆する発言など様々な見解が飛び交っている。今回のHICPの結果が次回の政策金利決定に大きな影響を与える可能性が高いため、発表後のユーロの反応を注視したい。
日本時間19時30分には、英国のイングランド銀行(BOE)が金融安定報告書を公表する。金融安定報告書は、英国の金融システムの状況や金融安定性へのリスクを評価したもので、BOEが半期に一度(年2回)公表を実施する。英国経済の安定性や見通しに対するリスクが示されるため、今後の利下げ見通しや景気動向を測る材料として重要度が高い。また、報告書公表後の日本時間20時00分には、ベイリーBOE総裁の記者会見も予定されている。報告書の内容と記者会見での発言から、英国の今後の利下げ見通しについて探りたい。
日本時間の22時30分には、カナダの月次国内総生産(GDP)と第3四半期GDPが発表される。9月の月次GDPは、前月比で0.3%、前年比で1.6%と、いずれも前回値からの伸びが予想されている。第3四半期GDPは、前期比で1.0%となる見込み。GDPは経済活動の最も広範をカバーする指標であるため、カナダの景気動向を探る上で重要度が高い。結果と予想の乖離が大きいとカナダドルが大きく動意づく可能性があるため、指標発表後のトレードには慎重に挑みたい。
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