安値圏で荒い上下動が継続中の米ドル/円に警戒か

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安値圏で荒い上下動が継続中の米ドル/円に警戒か

安値圏で荒い上下動が継続中の米ドル/円に警戒か

安値圏で荒い上下動が継続中の米ドル/円に警戒か
相場レポート

2024.08.07

2024.08.07

本日のポイント

  1. 米国の10年債入札

  2. 日銀の主な意見の公表(7月30日~31日開催分)

前日のNY市場は、株高・金利高・原油安のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に146円台まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となり、144円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.000付近を上抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、安値圏での荒い上下動が続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、23時に加・Ivey購買部協会指数、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・10年債入札、翌8時50分に日・日銀金融政策決定会合における主な意見の公表、翌11時40分に豪・ブロックRBA総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。