アップル決算による米ドルの方向性に注目か

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アップル決算による米ドルの方向性に注目か

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アップル決算による米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2024.05.02

NEW

2024.05.02

本日のポイント

  1. マックレムBOE総裁の発言

  2. 米主要企業の第1四半期決算

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。日本時間早朝に円買い介入と思われる急落があり、米ドル/円は一時的に153.000付近まで約500pipsp下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、154円台中盤でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの156.000付近を上抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの154.000付近を下抜けた場合は、153.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、値幅の大きい上下動が続いているため、様子見ムードによって方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、21時半に加・貿易収支、米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、21時45分に加・マックレムBOE総裁の発言、23時に米・製造業受注指数が予定されている。また、アップルなどの米主要企業の第1四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。