週明けの米ドル/円の方向性は堅調、動向に注意

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週明けの米ドル/円の方向性は堅調、動向に注意

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週明けの米ドル/円の方向性は堅調、動向に注意
相場レポート

2024.04.01

2024.04.01

本日のポイント

  1. 米国のISM製造業景況指数

  2. 米国の要人発言

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は151円台前半で堅調に推移しており、先週高値の152.000付近から約70pips下落した価格帯で揉み合っている状況だ。円安けん制発言によって上値の重い展開が続いているため、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.800付近を上抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの151.000付近を下抜けた場合は、150.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、23時に米・ISM製造業景況指数、翌7時50分に米・クックFRB理事の発言、翌9時半に米・RBA議事録公表が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。また、イースター休暇によって米国と日本以外の多くの国が休場となるため、薄商いを狙った突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。