ヘッドラインニュースによる円高に警戒か

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ヘッドラインニュースによる円高に警戒か

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相場レポート

2024.03.04

2024.03.04

本日のポイント

  1. 日本の東京消費者物価指数

  2. 植田日銀総裁の発言

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は150円台前半で堅調に推移しており、先週安値の149.200付近から約100pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。高値圏から急落した後に押し目買い優勢の展開となっているため、直近高値・安値のどちらをブレイクするかに注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.500付近を上抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.500付近を下抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、25時に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、翌8時半に日・東京消費者物価指数、翌9時半に豪・第4四半期経常収支、翌13時に日・植田日銀総裁の発言が予定されている。日銀金融政策の行方に注目が高まっているため、日本の物価指数や植田日銀総裁の発言による急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。