米・要人発言に警戒か

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米・要人発言に警戒か

米・要人発言に警戒か
相場レポート

2023.11.07

2023.11.07

本日のポイント

  1. 米国の3年債入札

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株横ばい・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル全面安になったことで米ドル/円は底堅い展開となり、150円台前半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.500付近を上抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.500付近を下抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、22時半に加・貿易収支、米・貿易収支、23時15分に米・バーFRB副議長の発言、23時50分に米・シュミッド:カンザスシティ連銀総裁の発言、24時に米・ウォラーFRB理事の発言、27時に米・3年債入札、27時25分に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。米国の要人発言を静観しつつ、ロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。