要人発言による米ドル/円の見通しに注目か

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要人発言による米ドル/円の見通しに注目か

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要人発言による米ドル/円の見通しに注目か
相場レポート

2023.10.02

2023.10.02

本日のポイント

  1. ISM製造業景況指数

  2. パウエルFRB議長の発言

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は149円台前半で堅調に推移しており、先週安値の148.200付近から約100pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。重要な節目の150.000が意識される展開のため、週明けのロンドン市場・NY市場の値動きに注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの149.700付近を上抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.000付近を下抜けた場合は、148.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏での揉み合いが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、23時に米・ISM製造業景況指数、24時に米・パウエルFRB議長の発言、米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、26時に米・バーFRB理事の発言、26時半に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、翌8時半に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、翌9時半に豪・住宅建設許可件数が予定されている。米国の要人発言が多く予定されているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。