米・2年債入札に注目か

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米・2年債入札に注目か

米・2年債入札に注目か
相場レポート

2023.09.26

2023.09.26

本日のポイント

  1. 米国の2年債入札

  2. 日本のBOJ議事要旨公表(7月27日~28日開催分)

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル買いの流れが強まったことで、米ドル/円は148円台後半まで約100pips上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの149.000付近を上抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの148.000付近を下抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、重要な節目の150.000が意識される展開のため、円安けん制発言や為替介入への思惑による急変動に警戒したい。

本日は、22時に米・S&Pケースシラー住宅価格指数、23時に米・消費者信頼感指数、米・新築住宅販売件数、26時に米・2年債入札、26時半に米・ボウマンFRB理事の発言、翌8時50分に日・BOJ議事要旨公表、翌10時半に豪・消費者物価指数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。